ブションや星付きレストラン([リヨンのおすすめレストラン10選]参照)だけがリヨンの「食べる・飲む」ではありません。地元の若い世代やフードシーンに敏感な人たちが今まさに通っているのは、ジャンルを軽やかに超える新しい店たちです。この記事では、2026年7月時点でリヨンの地元メディアが取り上げている、今が旬のレストラン・バー6軒を紹介します。人気ゆえに予約が取りにくい店もあるため、事前確認をおすすめします。

写真:lyon.food
この記事を書いた人
リヨン出身のフランス人。日本在住。日本人旅行者向けに、実際の現地情報をわかりやすく紹介しています。
1. ソーマ(Söma)|ヴィユー・リヨンで話題のフレンチ×中東フュージョン
ヴィユー・リヨンのサン・ポール広場([ヴィユー・リヨン完全ガイド]参照)にひっそりと佇むソーマは、シェフのサラ・ハムザが手がける、リヨン郷土料理と地中海・中東料理を融合させたビストロです。アルジェリアにルーツを持つシェフによる、伝統に縛られない大胆で温かみのある一皿が評判となり、ミシュランガイドにも掲載されています。オープンキッチンでシェフが調理する様子を眺めながら食事を楽しめるのも魅力です。
ソーマ
エリア:ヴィユー・リヨン(サン・ポール)
住所:9 Place Saint-Paul, 69005 Lyon
ジャンル:フレンチ×地中海・中東フュージョン
特徴:ミシュランガイド掲載、シェフによる創作料理
2. ブリュタル(Brutal)|アネイ地区の実力派ガストロノミー

写真:lyon.citycrunch.fr
プレスキル南部、アネイ地区にあるブリュタルは、シェフ・アルバン・ジョリオが手がける、遊び心と技術を両立させたガストロノミー系ビストロです。カリフラワーとシラチャーソースのホットドッグ風、イエロートリュフ添えのポラック(タラ科の魚)など、伝統に縛られない独創的な一皿が並びます。ランチ3品28€、ディナー5品48€という、ミシュラン掲載店としては手が届きやすい価格設定も人気の理由です。
ブリュタル
エリア:プレスキル(アネイ)
住所:3 Rue des Remparts d'Ainay, 69002 Lyon
ジャンル:創作ガストロノミー
営業時間:火曜ディナー、水〜土 ランチ・ディナー
予算:ランチ28€〜、ディナー48€〜
3. クラブ104(Club 104)|コーヒー×ファッション×DJが融合する新感覚スポット

写真:lyon.citycrunch.fr
6区に2026年オープンしたクラブ104は、「コーヒー、洋服、カルチャー」をコンセプトに掲げる複合スペースです。厳選豆のコーヒーショップでありながら、古着や家具のセレクトショップでもあり、週末にはDJセットも開催。オレンジ色のソファが目を引くミニマルな内装で、地元の若い世代の新しい憩いの場になっています。
クラブ104
エリア:6区
住所:104 Rue Boileau, 69006 Lyon
ジャンル:コーヒーショップ×ブティック×DJスペース
営業時間:平日・土曜 7h〜21h
4. バトー・ベロナ(Bateau Bellona)|川に浮かぶレストラン&クラブ

写真:heurebleue.fr
ケ・ペラーシュに係留された一隻の船、バトー・ベロナは、ローヌ川とミュゼ・デ・コンフリュエンス([リヨンの美術館・博物館ガイド]参照)を望むテラスが自慢のレストラン兼バー兼クラブです。昼はランチや日曜ブランチ、夜になるとDJが登場し、木〜土曜は朝5時まで営業する日も。水辺で過ごす特別な夜を求める人に人気のスポットです。
バトー・ベロナ
エリア:コンフリュエンス(ケ・ペラーシュ)
住所:84 Quai Perrache, 69002 Lyon
ジャンル:レストラン・バー・クラブ(船上)
営業時間:水〜土 12h〜14h30/19h30〜(木土は深夜まで)、日 ブランチ11h30〜15h30
5. コントラスト(Contrast)|プレスキルの新定番カクテルバー

写真:lebonbon.fr
プレスキルのパレ・グリエ通りに130㎡の広さでオープンしたコントラストは、1階のDJブース付きバーカウンターと、2階の落ち着いたメザニン席という、対照的な2つの空間を持つのが名前の由来です。ソウル、ファンク、ディープハウスが流れる中でのカクテルタイムは、夜が深まるにつれて盛り上がっていきます。テラス席も20席用意されています。
コントラスト
エリア:プレスキル
住所:32 Rue Palais Grillet, 69002 Lyon
ジャンル:カクテルバー、DJラウンジ
6. グルーム(Groom)|クロワ・ルースの丘のふもとのミクソロジーバー

写真:groomlyon.com
クロワ・ルースの丘([クロワ・ルース完全ガイド]参照)の坂が始まる場所に位置するグルームは、バー・クラブ・ライブ会場の3つの顔を持つミクソロジー専門店です。目の前で作られるオリジナルカクテルは季節ごとにメニューが変わり、エンパナーダなどのおつまみと一緒に楽しめます。週末は生演奏やレジデントDJによるイベントも開催され、深夜4時まで盛り上がります。
グルーム
エリア:プレスキル北部(クロワ・ルースの丘のふもと)
住所:6 Rue Roger Violi, 69001 Lyon
ジャンル:カクテルバー・クラブ・ライブ会場
営業時間:水 18h〜1h、木 18h〜2h、金土 18h〜4h
訪問のヒント
- この記事の情報は2026年7月時点のものです:トレンドスポットは入れ替わりが早いため、訪問前に公式サイトやInstagramで最新情報を確認しましょう
- 週末は予約推奨:特にソーマ、ブリュタルは人気のため、事前予約が安心です
- エリアで組み合わせる:ソーマ(ヴィユー・リヨン)、ブリュタル・コントラスト・グルーム(プレスキル周辺)は徒歩圏内、バトー・ベロナはコンフリュエンス、クラブ104は少し離れた6区にあります
よくある質問
日本語や英語は通じますか?
英語で簡単な対応ができる店が多いですが、事前に予約サイトで人数や希望を伝えておくとスムーズです。
ドレスコードはありますか?
厳格なドレスコードがある店は少ないですが、夜のバーやクラブでは小綺麗な服装が好まれる傾向があります。
予約は必須ですか?
レストラン(ソーマ、ブリュタル)は予約推奨です。バーは基本的にふらっと入店できますが、週末の夜は混雑することがあります。
子供連れでも大丈夫ですか?
昼間のバトー・ベロナのブランチなどは家族連れも見られますが、夜のバー・クラブ系は基本的に大人向けの雰囲気です。
まとめ
2026年のリヨンは、定番の美食だけでなく、ジャンルを超えた新しいスポットが次々と生まれています。
- 食事なら:ソーマ(フュージョン)、ブリュタル(創作ガストロノミー)
- 新感覚の複合スペース:クラブ104
- 夜遊びなら:バトー・ベロナ、コントラスト、グルーム
定番のブションや美術館巡りに、こうした今どきのスポットを組み合わせて、リヨンの「今」を体感してみてください。





